八重樫、世界王座返り咲きに意欲

計量を終えた八重樫(右)とサイド・サイド
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 「ボクシング フライ級10回戦」(20日、東京・後楽園ホール)

 前WBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)が19日、都内で前日計量を行い50・7キロで一発クリアした。対戦相手のサイド・サイド(インドネシア)も同じく50・7キロだった。

 昨年暮れ、WBC世界ライトフライ級王座決定戦でペドロ・ゲバラ(メキシコ)に敗れてから再起2戦目。5月にタイ人を2回TKOで下し、今回は世界前哨戦との見方もある。

 「夏バテもなく、しっかり練習できた」という八重樫は「グリコのサプリメントを担当している方が協力してくださって、炭水化物を取る量などアドバイスしてもらい、ストレスなく楽に減量できた」と感謝した。

 今後についてはライトフライ、フライ、スーパーフライのどの階級でも戦う用意があるという。「ライトフライは失敗してるのでいろいろ言う人もいるけど、自分としてはもう一度挑戦してみたい。チャンスがあれば誰とでもどこででもやります」と世界王座返り咲きに意欲を見せた。

 また、54・0キロ契約で東洋太平洋スーパーフライ級王座を返上した松本亮(大橋)がルイス・メイ(メキシコ)と8回戦を行う。こちらも世界前哨戦の位置づけとなっている。

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