「ＷＢＣ世界女子ミニフライ級タイトルマッチ」（９日、豊中市アクア文化ホール）

　王者・黒木優子（２４）＝ＹｕＫＯ＝が同級１２位・秋田屋まさえ（３７）＝ワイルドビート＝を３－０の判定で下し、２度目の防衛に成功した。

　“ゆうこりん”は得意とする左ストレートでＫＯを狙ったものの、仕留めきれず。「もっと右を鍛えなくては。」と反省した。１０日が母の日ということもあり、試合後には母・郁子氏とリング上で記念撮影。どんなプレゼントを贈るかは「これから考える」とした。

　４度目の世界挑戦となった秋田屋は、自身が拠点を置く豊中市に王者を迎えたが、奪取ならず。「やりにくさはあったけど、勝てない相手ではなかった」と悔しい表情を見せた。

　黒木の戦績は１８戦１３勝（６ＫＯ）４敗１分け。秋田屋は１７戦９勝（３ＫＯ）６敗２分けとなった。