12・23電流爆破は井上-堀田に決定
ディアナの12月23日・川崎市体育館大会で行われる女子プロレス17年ぶりの有刺鉄線電流爆破デスマッチの対戦カードが26日、井上京子-堀田祐美子に決定した。
この日のラゾーナ川崎プラザソル大会で井上は渡辺智子と組み、KAORU&下田美馬とのWWWD世界タッグ王座防衛戦に臨んだ。パワーを生かして優位に試合を進めたが、下田をパワーボムで追い込んだところに堀田が乱入。レフェリーがダウンしている間に凶器攻撃などで形勢逆転され、井上が下田にフォールを許してベルトを失った。
もともと電流爆破戦の意中の相手が堀田だった井上は、怒りの形相。堀田に鋭い視線を送りながら、マイクを手に観客の前であえて公開詰問。「12月23日の電流爆破、大仁田(厚)さんから許可をいただきました。私の中では1人しか頭にありません。金網もやりました。残るは電流爆破。堀田祐美子対井上京子の最後にふさわしい舞台です。堀田さん、ここで逃げずに返事を下さい」
腹を決めた堀田は「最終決着、つけようじゃねえか」と受諾。大歓声の中、井上は「「ここにいる皆さんが証人です。12月23日に最終決着の電流爆破をやります」と宣言した。女子の電流爆破戦は97年4月29日、横浜アリーナの工藤めぐみ引退試合(対シャーク土屋)以来となる。また、大仁田が見届け人として当日に来場する意思を明かしている。