PL休部、桑田氏「胸が痛い」 寂しさ広がる

 高校野球の甲子園大会で春夏計7度の優勝を誇る名門、大阪・PL学園高の硬式野球部が17日、今夏の大会を最後に休部することが明らかになった。甲子園で一時代を築いた卒業生にも寂しさが広がった。

 主戦投手として1983、85年と2度の日本一に貢献した桑田真澄氏は「PL学園の意向もあると思うが、非常に胸が痛い。OBとして、復活を心から願っている」とコメントした。甲子園通算58勝を挙げ、監督として黄金時代をけん引した中村順司氏(69)は「OBはみんな寂しい。今いる選手には頑張ってほしい」と悔しそうに語った。

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