辰巳琢郎 乙武枠で出馬は?

 俳優・辰巳琢郎(57)が1日、大阪・堂島リバーフォーラムでスタートした、2014年1月に亡くなった歌手でタレントのやしきたかじんさんの秘蔵写真などを展示したメモリアル展「かかってこんかい!」の開幕イベントに出席した。

 辰巳は大阪出身で、たかじんさんが大阪活性化を目指して設立した団体「OSAKAあかるクラブ」の会員として登場。辰巳は昨年の大阪府知事・市長W選挙時に、自民など非維新陣営から出馬打診された経緯があるが、今夏の参院選に向けては「今のことろ、全くないですね。なんで来えへんのやろねえ」と笑顔で語った。

 大阪W選時に関しては「打診はありましたけど、いろいろ諸々と、僕は何よりも朝ドラに出演中でしたし、ちょっとお受けできませんと、何度もちゃんとお断りしております」と説明した。

 ただ、そのNHK朝ドラ「あさが来た」も2日に終了する。自民が参院選擁立候補の最終調整中に、不倫報道で出馬を断念した乙武洋匡氏を念頭に「自民の枠が空いている」と問われると、「話があったら聞きますけど、全くないですね」と辰巳。かつてたかじんさんは、前大阪市長の橋下徹氏の政界進出を後押しした経緯もある。報道陣から大阪のために政界で貢献するという考え方もあるのではと問われると「それはあると思いますけど、その場、その場で、かかってこんかい!という感じですかね」と、メモリアル展の題名にひっかけて笑わせていた。

 この日は併せて、「OSAKAあかるクラブ」が、たかじんさんの遺言によって寄贈を受けた2億円などを運用し、大阪に貢献する人々を表彰して100~500万円を授与する「メモリアル基金」を発足させたことも発表された。

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