人気ガールズバンド「Ｓｉｌｅｎｔ　Ｓｉｒｅｎ」と、歌とダンスと手話を融合させたグループ「ＨＡＮＤＳＩＧＮ（ハンドサイン）」が、フジテレビ系の夕方ニュース「みんなのニュース」（月～金曜、後３・５０）に１２月から登場することが２４日、発表された。

　登場するのは、「ニュースのうた」（後４・３５頃）で、文化や伝統、知識や情報を「うた」で子供たちに伝えるため、番組と曜日替わりアーティストが一緒に作っていくコーナーだ。現在は火曜日に島谷ひとみ「まつりだ　わっしょい！」、木曜日につるの剛士「セミ♂ロック」が流れているが、冬の曲にリニューアルされ、火曜日はＳｉｌｅｎｔ　Ｓｉｒｅｎの書き下ろし曲「ワカモノコトバ」に、木曜日はＨＡＮＤＳＩＧＮの書き下ろし曲「Ｌｅｔ’ｓ　Ｓｉｇｎ　Ｄａｎｃｅ！！」となる。他の曜日は、月曜日はさだまさし「誰も知らない二番目のうた」水曜日はつじあやの「ぼくは雨だよ」、金曜日は陽子＆慶子「国債のメロディー」と変わらない。

　Ｓｉｌｅｎｔ　Ｓｉｒｅｎは「昔は“若者言葉”と言われていたのに、今は普通に使っている言葉があると思います。時代によって風景も言葉も服装とかも変わっていくように、言葉も歴史だと思って楽しんでほしいなと思います。もしかしたら“元気にいってらっしゃい！”のことを、将来的には“てんあげでいってらっしゃい！”と言っているかもしれないですし、そんな時代の変化がこの１曲にギュギュッと凝縮されています！そして、この曲をきっかけに、お父さんお母さんの若いころはどういう言葉使ってたの？という話をしたりして、色んなことを学んでいくきっかけになったらいいなと思いますし、小さいお子さんからご年配の方までみんなで歌って覚えてほしいと思います」とコメント。

　ＨＡＮＤＳＩＧＮは「手話という言語をダンスを通して触れてもらいたいという思いを込めて、見ているみなさんにもまねして分かりやすいような作品にしたいという気持ちで制作しました。この楽曲と手話ダンスが聴者とろう者とのコミュニケーションのきっかけになればうれしいです。子供たちにとっての手話のイメージが僕らのダンスを通して伝えることで“楽しい”“面白い”“カッコイイ”と言ったポジティブなイメージで伝わればいいなと思っています。また、“手話をやってみたい”という興味を持つきっかけにもなってもらいたいです」とコメントしている。