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藤井教授、橋下維新のメール暴露に批判

 大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)から、テレビ番組を政治利用しているとして放送倫理・番組向上機構(BPO)に提訴された京都大大学院教授の藤井聡氏(47)が17日、大阪維新が藤井氏の私的メールを入手したうえで、その内容を根拠にBPO提訴したことに「公党による窃盗の疑義すらある」と厳しく批判した。

 大阪維新は16日に、藤井氏が大阪W選挙の反維新勢力の候補予定者や、大阪自民幹部に宛てたとされるメールを入手・公開。その文面に、藤井氏がコメンテーターを務めるABCのニュース番組で、使用するパネル文面を、反維新勢力が有利となるよう作り替えさせた旨の記載があるとして、BPOに調査を申し立てた。

 これに対し藤井氏はデイリースポーツの取材に、メールは自身が送信したものであることを認めたうえで「私信であるメールを公開されただけでも遺憾だが、一体、どういった経緯で入手したのか。公党による窃盗の疑義すらある」と不快感を示した。

 また、大阪W選挙に配慮し、ABCの番組への今後出演を当面見合わせることになった経緯について「BPOの件が出る前から、局と話し合っていたこと」と説明した。

 夜には自身のHPに反論文を掲載。大阪維新が藤井氏の番組起用は、テレビの政治的中立性を定めた放送法4条違反だと訴えていることに「番組が確保すべき公平さは番組全体の公平さであり、出演者一人一人の公平さではありません」「その番組、ならびにそこでの発言の一体どこに不公平があったのかを明らかにすべき」と反論し「BPOの公正なご判断を、心から祈念いたしたい」と記した。

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