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桂米朝さん死去 肺炎 89歳

死去した桂米朝さん
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 落語家で人間国宝の桂米朝さん(本名・中川清)が19日、午後7時41分、肺炎のために亡くなった。89歳だった。

 通夜は24日に、葬儀は25日に大阪府吹田市の公益社千里会館で営まれる。喪主は長男で弟子の米團治(本名・中川明)が務める。

 米朝さんは2013年夏に肺炎を患って入院して以降は自宅療養に努めており、昨年は72年から続けてきた新年落語会への出演を初めて見合わせた。再び高座で出会えることを願った落語ファンの願いはかなわなかった。

 米朝さんは1925年11月6日、兵庫県姫路市出身。旧関東州(満州)大連に生まれ、43年に作家・寄席文化研究家の正岡容に師事。終戦後の47年、四代目桂米團治に入門し、間もなく大阪で初舞台に立った。

 67年に関西テレビ「ハイ!土曜日です」の司会を担当し、68年に所属の千土地興行を離れ、フリーとなる。74年に米朝事務所を設立。多数の番組に出演して人気を博す一方、落語研究家としても活躍。戦後衰退していた上方落語の復興、発展に尽力した。

 87年に紫綬褒章受章、96年には落語家で2人目となる、重要無形文化財(人間国宝)に認定される。2002年に文化功労者顕彰、09年に文化勲章を受けた。

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