杉良太郎 五輪男子柔道をバッサリ

 俳優・杉良太郎が12日、BeeTVドラマ「親父の仕事は裏稼業」(20日配信開始)の完成披露試写会を都内で行い、金メダル0に終わったロンドン五輪日本男子柔道陣に「あまりにふがいない!」と喝を入れた。

 「たいがいの競技を見た」と五輪好きをアピールした杉は「柔道はただのゲームになってしまった。メダルが取れれば何やってもいいという感じ」と一本をとらなくても、勝つことだけ(結果だけ)を重視する世界的な傾向に納得のいかない表情を見せつつ、「男は弱い。オレが監督をやりたいくらい」と“大岡裁き”ばりにバッサリ。

 一方で、なでしこジャパンやレスリングでメダルを量産した女子代表を「女は強い。日本は女の国になったね」とたたえた。

 「親父の‐」は、杉が脚本・監督・主演などを担当し、家族のきずなを描く。14日が誕生日の杉は、妻役の高島礼子や息子役の池内博之らからケーキで祝福され「家族に祝ってもらって、うれしい」と笑顔を見せた。

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