入江陵介、40億円プールにご満悦

 競泳男子背泳ぎのリオデジャネイロ五輪代表・入江陵介(26)=イトマン東進=が25日、東京都多摩市に完成したばかりの所属先のプール施設「AQIT」で練習を公開した。

 3大会連続の五輪出場を決めている入江に強力な援軍だ。20年東京五輪に向け、総工費40億円を投入した国内最高峰の民間練習施設には、宿泊部屋や食堂も完備。プールには五輪仕様のスタート台やカメラ37台が設置される最新鋭の環境に、「すぐに動きをチェックできるので課題を修正できる」と目を丸くした。

 8月のリオ五輪に向けては強化プランを軌道修正した。当初は海外遠征を予定していたが、4月の日本選手権で体調不良に陥ったこともあり、国内での調整に専念。「課題は明確なので、日本で地に足をつけてじっくり取り組む。(リオでは)順位というよりも過去の自分を超えれば結果はついてくる」。

 競泳界屈指の人気を誇る背泳ぎの貴公子は、高速水着時代に自らがつくった日本記録超えで、集大成の泳ぎを目指す。

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