薬物検査の改革へ2年必要 WADA、IOCの提案で

 【ロンドン共同】世界反ドーピング機関(WADA)のリーディー委員長は15日、ドーピング検査の透明性を高めるため国際オリンピック委員会(IOC)から昨年12月に提案された新システムについて、確立するには2018年平昌冬季五輪まで2年は必要との見解を明らかにした。

 IOCのバッハ会長はロシア陸上界の組織的なドーピング問題を踏まえ、国際競技連盟が担ってきた検査をWADA直轄の独立検査機関が一括して実施する改革案を提示。ドーピングに関する全ての処分はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に任せるとの案も示した。

 WADAは作業部会を設置し、5月の理事会で協議する。

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