【ボストン共同】フィギュアスケートの世界選手権の開幕（日本時間３０日深夜）を翌日に控えた２９日、米ボストンで公式練習が行われた。男子で２季ぶりの優勝を目指す羽生結弦は「いまの自分の状態で完璧を目指してやりたい」と意気込みを語った。

　女子で２季ぶりの出場となる浅田真央はトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）を８本すべて着氷させるなど上々の仕上がり。「上り調子できている。やってきたことを悔いなく出し切りたい」と力を込めた。前回２位の宮原知子は「すごく楽しんで滑れている」と状態の良さをうかがわせた。

　初出場の宇野昌磨と本郷理華も氷の感触を確かめた。