“シライ3”内村もH難度認定に太鼓判

 「豊田国際体操・第1日」(12日、スカイホール豊田)

 男子床運動が行われ、世界王者の白井健三(19)=日体大=が、認定されれば男子床では初の最高難度・H難度の新技となる可能性がある伸身リジョンソン(後方伸身2回宙返り3回ひねり)に挑戦。勢いあまってラインオーバーしたが、技自体は成功した。日本協会は新技として申請することを発表し、来年2月の国際連盟の技術委員会で認定されれば“シライ3”となる可能性が出てきた。

 今大会においては審判長の判断でH難度として実施されたため、演技構成の難度を示すDスコアはこれまでの7・6から7・7にアップした。ただ、難度については関係者の中でもG難度か、最高難度のH難度か見解が分かれているという。

 ただ、演技を見届けた“絶対王者”内村航平は「抱え込みでも相当難しい技。伸身では回転力がなくなるから、高さも感覚も必要になってくる。あれがGでは納得できない」と、“H難度”の評価に太鼓判。あっさりと決めた白井には「1番注目していた。そこをしっかり成功させてくるんだから、やっぱり強いなと。頼もしさしかない」と、舌を巻いていた。

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