箱根駅伝 1秒の差 上武大の逆転

 「箱根駅伝予選会」(17日、東京、陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園=20キロ) 各校上位10人の合計タイムで16年1月2日、3日に行われる本大会の出場権が争われた。本大会出場権を得られる10位以内をかけて、ボーダー付近の各校は、めまぐるしく順位が変わる激しい争いを繰り広げ、10位の上武大と出場を逃した11位の国士舘大との差は10秒。1人換算でわずか1秒という僅差が明暗を分けた。

 日本テレビによる中継の速報値によれば、15キロ地点では、10位が国学院大、11位が4秒差で上武大、時間差なしで東京国際大、7秒差で東京農業大が続いていた。出場権を逃した国士舘大は7位にいた。

 これが17・5キロ地点になると国士舘大が9位。10位に42秒差で東京国際大が続き、本大会出場を決めた上武大が10秒差で11位。12位に24秒差で国学院大、13位に18秒差で東京農業大だった。

 ラスト2・5キロで国士舘大は52秒あったリードを守れなかった。ゴールの瞬間まで各選手が1秒でもタイムを縮めることの重要性が如実に出た結果となった。

 予選会の順位は以下の通り。

1日大(4年連続86回目)10時間06分00秒

2帝京大(9年連続17回目)10時間07分20秒

3日体大(68年連続68回目)10時間07分37秒

4順天堂大(5年連続57回目)10時間07分58秒

5神奈川大(6年連続47回目)10時間08分01秒

6拓殖大(3年連続37回目)10時間08分36秒

7法大(2年ぶり76回目)10時間11分03秒

8中大(87年連続90回目)10時間11分32秒

9東京国際大(初出場)10時間11分41秒

10上武大(8年連続8回目)10時間12分04秒

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11位国士舘大10時間12分14秒

12位東京農業大10時間12分57秒

13位国学院大10時間13分28秒

14位創価大10時間14分13秒

15位専修大10時間16分29秒

【第92回箱根駅伝シード校】

 青学大、駒大、東洋大、明大、早大、東海大、城西大、中央学院大、山梨学院大、大東大

 本大会は16年1月2日に往路、3日に復路が行われる。

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