高校野球、東海大相模が2度目V エース小笠原が決勝本塁打

 創設100年を迎えた第97回全国高校野球選手権大会最終日は20日、甲子園球場で決勝が行われ、東海大相模(神奈川)が10-6で仙台育英(宮城)を破り、1970年以来45年ぶり2度目の優勝を果たした。神奈川勢の優勝は98年の横浜以来。

 東海大相模は序盤から打線がつながりリードを広げたが、中盤に追い付かれた。6-6の九回、先頭のエース小笠原が右中間へ勝ち越し本塁打を放つと、その後も安打を連ねて計4点を奪った。

 26年ぶりの決勝に臨んだ仙台育英は三回に3点を返し、六回2死満塁から佐藤将の三塁打で同点とした。佐藤世が九回に集中打を浴び、東北勢初優勝を逃した。

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