入江 高地トレーニングに手応え
オーストラリアで行われたBHP4カ国対抗戦を終えた競泳・日本代表が2日、成田空港着の航空機で帰国した。
男子100、200メートル背泳ぎで優勝し、大会MVPにも選ばれた入江陵介(25)=イトマン東進=は、「(今年)一発目のレースとしては上出来」と手応えを口にした。
入江は昨年末から3週間、高地トレーニングを行い、スピード強化に取り組んできた。15年最初のレースで、100メートルは53秒15、200メートルでは1分54秒62で貫禄勝ち。「いいタイムを出せた。やってきたトレーニングは間違ってなかった。すごくパワーがついた」と、練習の成果に自信をみなぎらせた。
4月の日本選手権(辰巳)まではグアムで合宿をした後、一時帰国し、フランスでも合宿を行う。
7月開幕の世界選手権(ロシア)へは、「(背泳ぎ)2冠しか考えていない」と目を見開いた入江。「より体を強くして、徐々にタイムを上げていきたい」と、進化を続ける25歳が意欲を燃やした。