韓国検察、筋肉増強注射を確認 競泳・朴泰桓のドーピング問題
【ソウル共同】2008年北京五輪の競泳男子400メートル自由形の金メダリスト、朴泰桓(25)=韓国=が筋肉増強効果のあるテストステロンの成分を含む注射を受けていたと韓国検察が確認したことが27日、分かった。聯合ニュースが伝えた。
韓国検察は診療記録などから、ソウルの病院が昨年7月に注射を打ったことを確認。病院側は「男性ホルモンの数値を高めるために打った。禁止薬物とは知らなかった」と説明しているという。
朴泰桓は国際水泳連盟のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したと26日に報じられた。薬物投与を知らなかったと主張し、病院を傷害容疑で既に告訴した。