ナバーロ 弾丸ライナーで適時二塁打

 「ロッテ4-3オリックス」(23日、QVCマリンフィールド)

 実弾所持による出場停止処分が明けたロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が、“復帰戦”で勝ち越しタイムリーを放った。「6番・二塁」で先発出場したナバーロは同点で迎えた八回、1死二、三塁で右中間を“弾丸ライナー”で破る適時二塁打で2走者を本塁へと導いた。

 第1打席はフルカウントから空振りの三振。オリックス・金子の変化球中心の組み立てに、2度フルスイングしたが、バットに当てることすらできずに料理された。第2打席は一度もスイングすることなく、ストレートの四球。第3打席は見逃し三振だった。

 もみ上げからあご下まで立派なヒゲをたくわえたドミニカンはお立ち台で「最高の気分。神様に感謝したい。ナバーロ、ガンバーロ!」と笑顔。「早く試合に出たかった。ファンの声援が何より心強かった」と振り返った。

 昨季、韓国・サムスンで外国人新記録の48本塁打をマークした新助っ人だが、2月21日に実弾を所持していたとして銃刀法違反の容疑で逮捕された。

 不起訴処分にはなったが、球団からパ・リーグ及びイースタン・リーグの開幕後、4週間の出場停止と制裁金50万円の処分が科され、この日から戦列に復帰。ロッテにとっては頼もしい助っ人が加わった。

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