早大ドラフト候補・石井“7冠”目指す
東京六大学リーグの早大が23日、東京都西東京市の同大グラウンドで年内の練習を納めた。
主将に就任した石井一成内野手(3年・作新学院)は、来季の目標として、今年あと1勝で逃したチームの4冠達成(春秋リーグ戦、全日本大学選手権、明治神宮大会)、個人では「3冠王を狙いたい」と“7冠”を掲げた。
遊撃守備と巧打には定評がある石井。高橋広監督(60)は、来季4番に据える構想を描く。新主将は「4番タイプではない」とかわしつつも「下級生には任せられない」と、覚悟を決めた。力強さを身につけようと増量に着手。夕食とは別に、農家の実家から送ってもらった白米を、夜間練習後に1・5合食べ始めた。当面は2キロ増の80キロを目指す。「チームを引っ張っていきながら、自分の成績も残していけたら」と、さらなる成長を期した。