大阪桐蔭 履正社下し2年連続近畿大会
「高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭2-1履正社」(4日、舞洲ベースボールスタジアム)
大阪桐蔭が履正社を逆転で下し、2年連続のセンバツ出場へ重要な参考資料となる近畿大会出場を決めた。
大阪桐蔭は初回に1点を失うものの、三回2死から中山、永広の連打で一、二塁とし、センバツ4強世代では4番を任され「この準決勝で勝って次に行きたい」と語っていた主将の吉沢が、右中間へ逆転となる2点三塁打を放って試合をひっくり返した。
以降は先発の高山が安定した投球を披露し、履正社打線を相手に無失点投球。八回には1死二塁で4番・寺島を迎えたが、最後は左飛に仕留めてピンチを脱した。
履正社は来年のドラフト1位候補・寺島が大阪桐蔭打線から11三振を奪うも、吉沢に打たれた1球に泣いた。両校は今夏の大阪大会初戦で激突。舞洲近辺が大渋滞し、球場に入れない高校野球ファンが続出するなど大きな注目を集めた。
それ以来の対戦となったが、再び大阪桐蔭に軍配が上がった。