「中日-阪神」(24日、ナゴヤドーム)
今季限りでの現役引退を表明し、本拠地最終戦となったこの日が引退試合となる中日・和田一浩外野手(43)が、二回の第1打席で左翼線への安打を放った。
23日に死去した阪神・中村勝広GMを悼み、両軍の選手がユニホームに喪章を付けて行われた試合。和田は「5番・左翼」でスタメン出場。二回に阪神先発・秋山の真ん中高め直球を鋭く振り抜くと、打球はあっという間に左翼線で弾んだ。
引退試合では1打席のみの選手も多い中、和田は出塁後もそのまま出場。一塁ベース上では軽く笑みを浮かべ、一塁手のゴメスと言葉をかわした。