「楽天２－０オリックス」（２０日、コボスタ宮城）　楽天が連敗を３で止めた。先発・則本は８回１安打無失点で９勝目（１１敗）。九回は松井裕が３人で締め、高卒２年目投手では史上初の３０セーブ目（３勝２敗）を挙げた。

　最後の打者となったＴ－岡田を見逃し三振に仕留めた瞬間、松井裕は左拳を握りしめてガッツポーズを見せた。お立ち台では「則本さんがホントにすごかったので、まさか（自分の）登板があるとは思わなかった。（ガッツポーズは）３０セーブは目標にしていたんでうれしかったです」と笑顔で話した。

　楽天は初回に先頭・西田の左越え１号ソロで先制。さらにオリックスの先発・山崎福の制球難につけ込み、無死一、三塁からウィーラーの中犠飛でこの回２点を先制した。