日本ハム5連勝、首位攻防戦制した

 「日本ハム3-2ソフトバンク」(14日、帯広)

 首位攻防戦は、先手を取った日本ハムが首位ソフトバンクの追い上げをかわした。日本ハムは5連勝。ソフトバンクは4連勝を逃した。

 日本ハムは三回、2死満塁から中田、近藤が連続押し出し四球で2点先制。1点差に迫られた五回には2死一、二塁から岡の左前適時打で突き放した。

 貴重な追加点をたたき出した岡は「前の打席で打てなかったので何とかしたいと打席に入った。いい当たりじゃないですが、間を抜けて良かったです」と笑った。

 先発・吉川は6回を5安打1失点で7勝目(4敗)を挙げた。6月13日・DeNA戦以来、約1カ月ぶりの勝利に「大事な首位攻防戦の初戦を任されて、こういう結果になって本当にうれしいです。慌てずにしっかりバッターに向かって投げられて、野手の方にしっかり助けてもらってこの結果になったと思います」と、充実感を漂わせた。

 吉川が6回で降板後は小刻みな継投で、九回から最後5番手は増井。9回に高田、本多を見逃し、明石を空振りの三者連続三振に斬り捨て、パ・リーグトップの25セーブ目を挙げた。頼もしい守護神を、吉川も「本当に増井さんが出てくると勝ったなという気がする。今日も安心して見ていられました」と絶賛していた。

 ソフトバンクは先発・武田が、三回2死から連打の後に3連続四球と乱れた。5回2/3を8安打3失点だった。打線は五回に明石の左犠飛、七回に内川の右前適時打で1点ずつ取ったが届かなかった。

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