ロッテ田村、打率・156でも倍増!!
ロッテ・田村龍弘捕手(20)が6日、千葉県鴨川市で契約更改交渉に臨み、630万円から倍増の1260万円でサインした。高卒2年目の田村は、後半戦からマスクをかぶり50試合に出場。打率は・156ながら、ディフェンス面の評価とポスト里崎としての期待料込みで、倍額をゲットした。
田村は「打撃には目をつぶってもらって、僕が(マスクを)かぶった試合での防御率や勝率を評価してもらいました。こんなに上がると思っていなかった」と笑顔。正捕手の里崎が引退し、林球団本部長は「盗塁阻止率や大胆なリード。(定位置に)最も近いポジションにいる存在になった」と評価した。
伊東監督は「この打率で倍なんだから、もっと頑張ればもっともらえる」と激励。田村は「来年、打率222、2本塁打、2盗塁の“トリプル2”を目指します」と打撃での上積みをささやかに誓い、「フルで出るつもりでいます」と正捕手獲りへ意気込んだ。