元DeNAのラミレスが現役引退

 野球の独立リーグ・ルートインBCリーグ群馬に在籍するアレックス・ラミレス外野手(40)が14日、同球団のホームページで今季限りでの現役引退を発表した。NPB時代にはヤクルト、巨人、DeNAに在籍。通算13年で1744試合、2017安打、380本塁打と活躍した。今季から打撃コーチ兼任として群馬に在籍していた。

 ラミレスは同球団のHPを通じて「私事でございますがファンの皆さん、これまで自分の野球人生へ大きな声援ありがとうございました!アレックス・ラミレス“ラミちゃん”はアメリカ10年、日本で14年、合計24年続いた野球選手としての生活に幕を引くことを決断しました」と自身の引退を報告した。

 さらに「こんなにも長く日本で野球をやることになるとは思いもしませんでした」と振り返り、「ファンの皆さんの応援なしに、ここまで長く日本でプレイすることはできませんでしたし、皆さんの声援はいつも自分の想像を遥かに超える大きさで自分を支えてくれました。本当にありがとうございました」とファンに感謝した。

 ベネズエラ出身の同外野手は、サンアントニオ・デ・パウラ高から98年インディアンスでメジャーデビュー。パイレーツを経て、01年ヤクルト入団。08年に巨人へ移籍し、12、13年はDeNAに在籍した。NPBで獲得したタイトルは、首位打者1回(09年)、最多安打3回(03・07・09年)、本塁打王2回(03・10年)、打点王4回(03・07~08・10年)、MVP2回(08~09年)、ベストナイン4回(03・07~09年)。本塁打を打った後のベンチ前でのパフォーマンスでも注目されるなど、人気と実力を兼ね備えた強力助っ人だった。

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