ドジャース敗退の原因とは 進んだ高齢化打線…機動力乏しく 野手平均年齢30球団トップの30・9歳
大リーグ、ドジャースがワールドシリーズ3連覇を逃した。巨大戦力を抱えながら道半ばで敗退した原因を検証する。
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32歳の大谷らスターが並ぶ打線は高齢化が進んだ。今季の野手の平均年齢は、記録サイトのベースボール・リファレンスによると30球団トップの30・9歳。経験値が高い一方、機動力は乏しかった。レギュラーシーズンの盗塁数は両リーグで3番目に少ない72個。1点の重みが増す短期決戦に入り、得点方法が限られたのは致命傷となった。
ブルワーズに4連敗を喫したナ・リーグ優勝決定シリーズの第4戦が象徴的だ。先発野手9人のうち、ドジャースは7人が30代だったのに対し、相手は7人が20代。大谷の3ランなどで4点を先行しながら五回に2盗塁を絡めて同点とされ、六回に勝ち越し本塁打を許した。大谷は「走攻守においてバランスのいい、素晴らしいチームだと感じた」と完敗を認めた。
今ポストシーズン、チームは得点圏で43打数5安打の打率1割1分6厘とつながりを欠いた。1試合平均は約3得点。ブルワーズとは対照的に足でかき回しての得点は見込めず、必然的に長打による大味な野球に頼るしかなかった。
輝かしい実績のある大谷、ベッツ、フリーマンの重量打線に、今季はタッカーが加入。大物選手に依存することで、若手の出場機会を奪った。その弊害は、来季以降にも暗い影を落とす。ロバーツ監督は「ベストは尽くしたが、勝つためには十分でなかった」と歯がゆそうに言った。
