大谷翔平 今季初1試合2発 MVP争いライバル眼前で「しっかり反応できた」二刀流再開未定も「少しでも前進し続ける」
「カブス7-6ドジャース」(5日、シカゴ)
ドジャースの大谷翔平投手(32)はシカゴでのカブス戦に「1番・指名打者」で出場し、一回に5試合ぶりの本塁打となる25号ソロを今永から、八回に26号2ランを放ち、今季初の1試合2本塁打を記録した。先頭打者アーチは今季11本目。チームは6-7で敗れ、今季初の6連敗を喫した。ナ・リーグ最優秀選手(MVP)争いが注目を集めており、最大のライバルと目されるカブス・クローアームストロングと激しく火花を散らした。
MVP争いのライバルの前で、大本命・大谷が貫禄を示した。一回に今永の高めの直球を豪快に振り抜いて右翼席に運ぶと、4-7の八回は右投手の外角スイーパーを逆らわずに左翼席へ。五回にも中前打を放っており、今季初の1試合2本塁打を含む3安打と、打撃の好調ぶりを示した。
「(スイングは)良くはなってるかなと思います。どっちも弾道低めでここ以外だったら入るかどうかちょっと分からないような打球だったので完全なホームランではなかったですけど、それでも、いいコースに対してしっかり反応できているかなとは思います」
大谷に対抗するように、MVP争い最大のライバルと目されているクローアームストロングも2発と活躍。大谷は「素晴らしい選手だと思う」と、打率・288、26本塁打、28盗塁と成長著しい24歳の“PCA”をたたえつつ、「自分のやることに集中したい」と言い切る。栄冠を巡るレースに注目が集まる中、過去4度受賞の大谷は「あんまり今の段階で気にしてもしょうがない」と雑音を遮断。「今は一刻も早く1勝して、(悪い)流れを止めるのが最優先」と、今季初の6連敗を喫しているチームの現状に目を向ける。
8月は月間打率・417と絶好調だ。今季は打者として打率・297、26本塁打、70打点、OPS(出塁率+長打率)はリーグトップの0・954をマークしている。
投手としては8勝(2敗)、防御率1・79も、6月から抱える左膝の炎症の影響で7月3日を最後に登板がない。今回のシカゴ遠征で再開予定だったキャッチボールも結局行えなかったが「ちょっとずつ良くはなっている。焦って後退するよりは、少しでも前進し続けた方がいい」と大谷。再び投打「二刀流」で活躍できれば、5度目のMVPに近づくのは間違いない。
