山本由伸 20打者連続アウト 初回先頭打者被弾も八回途中1失点「今年一番いい感覚で投げられた」

 「ドジャース2-1メッツ」(14日、ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手(27)はロサンゼルスでのメッツ戦に先発し、八回途中4安打1失点。3勝目は手にできなかったが、初回先頭打者弾被弾後に20打者連続アウトの快投で防御率を2・10とした。大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で3打数無安打1四球。1-1の八回、1死二塁の場面で申告敬遠を受けて連続出塁試合を48に伸ばした。チームはその回に決勝点を奪い2連勝し、4カード連続勝ち越しを決めた。

 淡々とアウトを積み重ねた。快投の始まりは初回、1番リンドアに先頭打者弾を許した後だ。

 「すごく悔しかったですけど、なんとか切り替えて投げました」

 後続を無安打に抑えると、二、三回はいずれも2三振を含む三者凡退。四回以降は相手の早打ちを誘い、七回2死まで20打者連続アウトを奪う。完全無欠の投球で開幕から4登板連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成した。

 今季最多の104球。球種別では、スプリットを配球の4割にあたる42球を投じ、空振り率5割をマーク。登板間に取り組んだセットポジションの修正も功を奏し、「今年一番いい感覚で投げられた」と胸を張った。

 今季はグラブの色を赤と黒のツートンに変えているが、この日は昨季まで使用していた青のグラブをつけた。「すごくしっくりくると感じた」。細部へのこだわりが大きな結果を生んだ。

 試合後の会見でロバーツ監督は「これ以上の成長が想像できない。球界トップクラスの投手だ。今日の投球はビンテージ・ヤマモトだった」と絶賛。「今季中にノーヒッターを達成しても驚かない。彼にはその力がある」と言った。

 チームは4カード連続勝ち越しで今季最多の貯金9。山本の貢献度の高さは計り知れない。

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