山本由伸の涙シーンも 野球殿堂博物館がド軍連覇の展示物公開 大谷翔平のユニホームなど 意外なアイテムも
米野球殿堂博物館は16日(日本時間17日)、球団史上初のワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースの展示コーナーを公開した。
米クーパーズタウンにある博物館。「ドジャースの連覇」と題し、大谷翔平投手、デーブ・ロバーツ監督のユニホームが飾られた。さらに第3戦で延長十八回にバックスクリーンへサヨナラ弾を放ったフレディ・フリーマン内野手のバット、サヨナラの危機を切り抜けたウィル・クライン投手のグラブ。第7戦の九回1死から起死回生の同点ソロを放ったミゲル・ロハス内野手のバットなども展示されている。中には審判が使ったインジゲーターも入った。
その周囲にはパネルが散りばめられ、ワールドシリーズMVPを獲得した山本由伸投手が第7戦後にロバーツ監督と抱き合い、涙した感動のシーンも。「連覇を果たした王者にとって栄光の秋」と同博物館は紹介した。
山本は第7戦後に歓喜の涙について「涙が出ました。久しぶりにあふれてきた。すごくうれしかったです」と語っていた。試合後に同博物館のスタッフが選手たちから展示するアイテムを収集。第3戦の一塁ベースも運ばれ、スタッフは「ショウヘイオオタニがこのベースを9回、踏んだでしょ」と説明した。
同博物館はまた山本が第7戦で着用した帽子や、ロバーツ監督のユニホーム、そして第3戦で延長十八回にサヨナラホームランを放ったバットなど計8点が殿堂入りすると発表していた。





