大谷翔平の急ブレーキにロバーツ監督苦言「私が見て感じるのは判断力の部分」フィリーズバッテリーの戦略「失投を打つチャンスが作れていない」
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2-8フィリーズ」(8日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は5打数無安打に終わり、今シリーズで14打数1安打の打率・071と苦しんでいる。デーブ・ロバーツ監督は「打席での判断がよくないと感じている」と指摘した。
フィリーズバッテリーは両コーナー、高低を広く使い、カウントも目いっぱい利用して大谷封じにかかっている。「ボールが内外に散っていて、彼自身が失投を打つチャンスが作れていない。ちょっと迷いがあるように見えるし、スイングの選択が今は理想的なレベルにないと思う」と分析した指揮官。初戦で登板した披露や、対戦する投手が左腕ばかりになっている状況を踏まえつつ「私が見て感じるのは、そういう判断力の部分だ」と言う。
この日は第4打席でうまく逆方向へ流し打ったが、フェンス手前1メートルで打球は失速。第5打席は初球から積極的に仕掛けていったが、タイミングが合わず最後の打者になっていた。





