朗希に背番号11を譲ったロハス「気分爽快」 救援2登板連続無失点の佐々木を称える「気持ちが伝わってくる」

 「マリナーズ2-3ドジャース」(26日、シアトル)

 前日に地区4連覇を達成したドジャースが、主力に休養を与えるため、ベッツやフリーマンら主力をスタメンから外し、ポストシーズンを見据えた小刻み継投で逃げ切り勝利を飾った。

 先発からリリーフに配置転換された佐々木朗希投手は5番手で2点リードの七回から登板して1回1安打無失点。自身初となる中1日のマウンドは2死から1番アロザレーナにこの日最速161・1キロの高め直球を左中間フェンス直撃の二塁打にされたが、続く両リーグ最多60本塁打のローリーを3球連続スプリットで空振り三振。2登板連続でホールドを記録した右腕にロバーツ監督は投球内容、マウンド度胸を手放しで称えた。

 ロバーツ監督同様に佐々木の好投を喜んだ選手がいる。ベテラン内野手のロハスだ。チームのまとめ役であり、今年1月の佐々木の入団時に自身の背番号「11」を譲ったことでも知られる選手。

 この日の佐々木の投球を二塁の守備位置から見守ったロハスは「ロウキがキレのある100マイルの速球やスプリットを投げ、積極的にストライクを取る姿勢を見るのは本当に爽快な気分だ。打者に対する姿勢がいい。場面や状況を恐れず、自分が投げたいという気持ちが伝わってくる」と絶賛した。

 ベネズエラ出身の12年目は自身のメジャー人生を振り返るかのように「彼は1年目でいろんなことを試して経験を積もうとしている。それは簡単なことではない。まったく違う文化から来て、米国で初めてのシーズンだからね」と話し、「でも今の彼はすごく落ち着いて見える。彼の投球を見るのが楽しみだ」と表情を緩めた。

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