カブス・鈴木「適当打法」で5戦ぶり安打 球審のストライクゾーン広めで「追っかけても良くないと」

 「カブス0-3ブレーブス」(23日、シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)は一回、浮いたチェンジアップを右前に運んで5試合ぶりの安打を記録し「秘打、適当打法です」と笑った。球審のストライクゾーンが広めで「(ボール球を)追っかけても良くないなと思って」と、自分の打撃に徹した。

 三回の飛球はブレーブスの二塁手が太陽光が目に入って打球を見失い、内野安打に。5月は3度目の複数安打で、打率を・252に上げた。

 好調だった4月前半から一転、右脇腹を痛めて下降線となり、5月11日に復帰してから前日まで40打数6安打と苦しんだ。カブスは今永ら先発陣が踏ん張るが、チーム打率は・225と貧打が課題。この日も4安打で零敗を喫し、攻撃陣の奮起が求められる中、カウンセル監督は「(鈴木は)正しい方向にいっている」とうなずいた。

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