大谷翔平 米通算100盗塁に王手 今季3度目の1試合2盗塁、得点圏打率も復調気配

 「ドジャース3-7ダイヤモンドバックス」(21日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が勝負強さを取り戻してきた。六回1死三塁。両膝を柔らかく使って低めのチェンジアップを振り払い、右前へ鋭く適時打とした。4月は0割台と低迷していた得点圏打率は、2割台半ばまで上昇。チームの連勝が4で止まった中、明るい材料だ。

 俊足も光った。左翼線への二塁打で出塁した四回は三盗を決めると、捕手の悪送球を誘って本塁生還。ユニホームの膝部分が破れるハプニングはあったが、六回は二盗を成功させ、今月3度目の1試合2盗塁で、メジャー通算100盗塁にあと1とした。ダイヤモンドバックスの捕手モレノは「脚力に目を見張った。お手上げだよ」と舌を巻いた。

 今季の本塁打と盗塁の数は13で、ともに年間で41のペースに。メジャーでも5人しかいない「40本塁打、40盗塁」が視野に入り、ロバーツ監督は「両方とも着実に積み上げ、画期的なシーズンにしてほしい」と期待した。

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