「ドジャース－マーリンズ」（６日、ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平選手は「２番・ＤＨ」で先発出場。初回無死一塁の第１打席で３戦連発となる１１号２ランを放った。直後、フリーマンの勝ち越し弾が飛び出すと、激カワしぐさで同僚を祝福した。

　２点を先制されて迎えた一回の第１打席。３球目の内角スライダーをフルスイングし、空振りとなったがスイングスピードは抜群。カウント２－２からの５球目、外角の直球を完璧にとらえると、バックスクリーンにたたき込んだ。

　確信歩きで悠然と打球を見つめた大谷。３試合連続アーチで本塁打トップに立った。直後、フリーマンも左中間スタンドへ勝ち越しとなるソロアーチ。ベンチに戻った大谷はスタンドインの直後、絶叫。そしてベンチに戻ってきたフリーマンが座っていると、横からひょっこりと顔をのぞきこみ、満面の笑みでハイタッチをかわしていた。

　この日はオフにリハビリをともにしていたビューラーが２年ぶりの先発マウンド。初回に２点を失ったが、すぐさま強力打線が挽回して見せた。