大谷翔平 YOSHIKIの激励に応えた4戦ぶりマルチ ただ得点圏打率は・053 積極打法が裏目に

 「ドジャース6-2ナショナルズ」(16日、ロサンゼルス)

 技ありのスイングで悪い流れを断ち切った。2連敗で迎えた試合。初回無死一塁の場面で大谷翔平選手(29)が148キロの低めツーシームを左前へはじき返した。最後は右手一本で運ぶ粘りの打撃。先制点をお膳立てした。

 八回には外角高めのボール球を三塁内野安打にした。三遊間へのボテボテの打球に快足を飛ばし、一塁を駆け抜けた。試合前のベンチでYOSHIKIと初めて対面。「頑張ってください」との激励に応える4戦ぶりのマルチ安打だった。

 しかし、この日は積極打法が裏目に出続けた。二回2死二、三塁、四回2死一、三塁、七回無死二塁。3打席連続で迎えた得点機にすべて初球を打って凡退した。今季得点圏では19打数1安打で打率・053。この日はチームの勝利に救われたが、試合後のロバーツ監督は苦言を呈した。

 指揮官は「とても積極的な打者だが、カウントを整えるのもうまい」と前置きした上で、「今の彼は得点圏の打席でいつも以上に超攻撃的だと思うので落ち着かないといけない」と断言。「投手にボールを投げさせ続けるように本人に伝える」と続けた。

 12日のパドレス戦で4号ソロを放ち、松井秀喜の持つ通算175本塁打の日本人最多記録に並んだ。試合後は「1本打ったら次の1本が大事」と話していたが、4戦22打席で足踏みしている。得点機の豪快な一発をみんなが待ち望んでいる。

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