エンゼルスが壮絶サヨナラ負けで首位浮上逃す 延長十三回の激闘で逆転負け 守護神・エステベスが背信で再び借金生活

 エンゼルスのエステベス
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 「レイズ7-6エンゼルス」(16日、セントピーターズバーグ)

 エンゼルスが延長十三回の激闘の末に敗れ、ア・リーグ西地区で首位浮上を逃した。

 エンゼルスは四回にモニアックの2ラン、オホッピーのソロなどで3点を先制。優位にゲームを進めたが、2点リードの九回に守護神・エステベスが3安打2失点と炎上。試合を振り出しに戻された。

 その後、タイブレークとなった延長十回、同十一回とウォードがセンターへ特大の犠飛を放つなどで勝ち越し点を奪ったが、いずれも裏のイニングでレイズに反撃される白熱の展開に。延長十三回に、ネトのタイムリーで1点を勝ち越したが、フルマーが2死からパラシオスに同点の適時二塁打を浴び、ロサリオにサヨナラ打を浴びた。

 この日、レンジャーズが敗れたため勝てばア・リーグ西地区で首位に立つという状況。守護神の思わぬ炎上で延長戦となってしまい、延長十三回に力尽きた。

 それでもモニアックは開幕から打撃不振にあえいでいたが、価値ある一撃。オホッピーはチーム首位打者となる打率・362、OPSも1点台を超えており、好調なチームをけん引している。決勝打を放ったネトを含めた若手、そしてトラウト、レンドン、ウォードなど経験豊富な選手たちも結果を残しており、打線は噛み合っている状況だ。

 チームは再び借金1となったが、大黒柱の大谷翔平らが抜けた中、若手とベテランが融合してファンも注目する戦いを繰り広げている。

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