2軍調整拒否で巨人退団のオドーア ヤンキースとマイナー契約正式発表 フロリダのルーキーレベルで調整か

 2軍調整を拒否し、開幕直前に巨人を退団したルーグネッド・オドーア内野手(30)が10日(日本時間11日)にヤンキースとマイナー契約で正式に合意。このほど傘下のフロリダ・コンプレックス・リーグのチームに配属されたことをわかった。球団が13日(同14日)までに公示した。

 ベネズエラ出身のオドーアは14年にレンジャーズでメジャーデビュー。強打の二塁手として16年に33本塁打、88打点をマーク。17、19年にも30本塁打をクリアするなど、メジャー10年で通算1154試合、打率・230、178本塁打、568打点の成績を残した。

 巨人とは1月22日に正式契約を結び、2月16日から沖縄で始まった2次キャンプからチーム合流。「ジャイアンツの一員となれて非常に光栄だよ。チームの優勝、そして日本一のためにこれから頑張っていきたいね」など、力強く抱負を語っていた。

 メジャーの実績から大砲として期待されたが、オープン戦では12試合、34打数6安打で打率・176、0本塁打、0打点だった。

 最後の実戦となった3月24日の楽天戦(東京ドーム)は「6番・右翼」でスタメン出場。二回の第1打席に投手内野安打を放った。25日の休養日を経て、26日には全体練習が再開されたが、オドーアは現れず。球団から退団が発表された。

 チームはオドーアに対して3月29日の開幕戦のメンバーから外し、ファームでの調整を提案。しかし、「本人から米国に戻りたいと退団の申し出があったため、球団としても本人の意向を尊重して受け入れました」と説明した。

 オドーアがこのほど配属されたのは1Aより下のルーキーレベル。しばらくはフロリダの温暖な気候の中で調整するとみられる。

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