大谷翔平11分間の声明 同僚は「100%信じ、支持する」 大谷から1対1で事情説明
「オープン戦、ドジャース0-6エンゼルス」(25日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手が水原一平通訳の違法賭博問題について声明を発表したことを受け、チームの同僚は大谷の主張を支持する意向を示したと現地メディアが報じた。米専門サイトの「ドジャー・ブルー」の記者、ブレイク・ウィリアムズ氏はマックス・マンシー内野手のこの日のコメントとして「我々全員が彼を支持している。私は100%彼を信じているし、彼を支持している」と語ったと伝えた。また、YouTubeチャンネルでは、インタビュー動画を投稿。マンシーは大谷と1対1で話したことを明かし、「有罪と言われるまで無罪として扱われるべき。僕らは互いに支え合って前に進んで行く」と語った。
この日、試合後に会見したデーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイはとても正直だったと思う」と印象を語った。
指揮官は「そして、何が起こったのか、彼の見解を述べた。彼が何を知っていて、何を知らなかったのかということに関しては、多くの質問に答えてくれた」と安どの表情。「みんな、ショウヘイを見守って、寄り添おうとしていたと思う。彼が自分の考えを整理して、正直に、率直に、とても傷つきやすかったことを話してくれたことは、本当に大きかったと思う。私は聞きたいこと全てを聞くことができたし、選手たちも同じ気持ちだと思う」と振り返った。
大谷への期待は大きいだけに「彼がここ(同じ会見場)に座って、自分の見解を述べたことを誇りに思う」とし、「そして、私はただ前に進み、この件は当局に任せて野球に集中することを楽しみにしている」とうなずいた。
大谷の声明発表にはカステン球団社長、ローゼンCMO、フリードマン編成部長、ロバーツ監督らも立ち会い、その様子を見守った。さらに、ジョー・ケリー、ヘルナンデスの同僚の姿もあった。