右手中指の爪を痛めた大谷翔平 次回登板については「いつも通りの日程で」ルース超えは「良いこと」

 試合後に日米報道陣の質問に答える大谷(撮影・小林信行)
 アストロズ戦で逆転を許した先発大谷。7回6安打3失点で今季初黒星を喫した
 アストロズ戦の9回、空振り三振に倒れた大谷
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 「エンゼルス1-3アストロズ」(9日、アナハイム)

 大谷翔平投手は7回3失点の力投も今季初黒星を喫した。五回には右手中指の爪がかけるアクシデントがあったことをネビン監督が明かしていたが「ちょっと割れてたんで」と説明した。次回登板については「まだ投げたばっかりで何もやってないですけど、いつも通りの日程でいけるかなと思います」と問題がないことを強調した。

 四回まで快調なピッチングを見せていたが、1点リードの五回1死からストレートの四球で走者の出塁を許した。二盗で得点圏に進まれ、元同僚のマルドナドには外角のスライダーを左翼席へ運ばれた。

 直後、右手中指を気にするそぶりを見せた大谷。不運な当たりが続いてさらに1点を失い、ベンチへ戻る際にも同箇所を気にするしぐさを見せていた。

 それでも六回、七回と続投し、直球主体の配球に変えて無失点。二回にベーブ・ルースを上回る通算502奪三振をマークしたことについては「超えられたというのはもちろん良いことですし、まだシーズンは始まったばかり。毎登板、毎登板、健康で入れるように」と力を込めていた。

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