MLBで珍退場劇 試合前に両軍2投手が〝我慢比べ〟で試合進行妨害 場内騒然&爆笑

 「ロイヤルズ13-12マリナーズ」(25日、カンザスシティ)

 ロイヤルズのルーク・ウィーバー、マリナーズのロビー・レイ両投手がプレーボール直前に同時に退場処分を受けた。

 大リーグ公式サイトやCBSスポーツによると、かつてダイヤモンドバックスでチームメートだった2人はこの日の試合前の国歌斉唱でどちらが最後までフィールドに身動きせずに立っていられるか、という〝我慢比べ〟を実践。それぞれが自軍ベンチ前で右手に持った帽子を胸につけたまま、国歌斉唱が終わった後も立ち続けた。

 右翼方向にある米国国旗を見つめ、全く動く気配を見せない2人に球場は騒然となった。しかし、両軍首脳陣は2人を止めることなく、静観。チームメートもその異様な空気を楽しんでいるようで、マリナーズのゴンザレスはベンチから飛び出し、レイのそばに駆け寄ると、全身に日焼け止めスプレーをかけて〝援護〟した。

 本塁上で両軍首脳陣によるスタメン表の交換が行われ、ロイヤルズの先発カスティーヨが投球練習を始めても動かない2人。ジョンソン球審が身ぶり手ぶりでベンチに戻るように叫んでも、まるで聞こえていないかのように2人は微動だにしなかった。時間にして約3分。2人の退場を宣告されると、「これは少しヤバいと感じた」ウィーバーがベンチに戻って勝負あり。〝死闘〟を制したレイが左こぶしでガッツポーズを繰り出すと、場内は拍手喝采、そして、爆笑。中継局も2人の勝負をノリノリで実況し、同じ退場劇が2013年のナ・リーグ優勝決定シリーズ、カージナルス対ドジャースの第6戦で起こったことをお茶の間に伝え、勝負が決した瞬間、「ロビーが勝ちました!ロビーが勝ちました!」と絶叫した。

 同サイトによると、ウィーバーはレイとの我慢比べは計画的ではなく、その場のノリだったと説明したという。

 もし、NPBで同じような出来事が起こった場合、周囲はどんな反応を示すだろうか。

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