大谷翔平 胃腸炎でリアル二刀流不完全燃焼 4回3失点で8敗目 規定投球回クリアに黄信号

2回、マウンドで顔をしかめる大谷
先発登板し、4回を投げ1本塁打を含む5安打3失点で8敗目を喫した大谷
1回、グリーンに先頭打者本塁打を浴びた大谷
3枚

 「タイガース4-0エンゼルス」(21日、デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「3番・投手」で投打同時出場。投手としては4回を85球、5安打3失点で8敗目(10勝)を喫し、打者では1打数無安打1四球だった。ウイルス性胃腸炎のため、3点ビハインドの五回に代打を送られ、途中交代。チームは連敗で借金は今季ワーストタイの17となった。

 敵は8人の左打者を並べたタイガース打線だけではなかった。四回途中でKOされた6月2日のヤンキース戦に続き、今季2番目に早い4回降板。“大谷ルール”を活用することなく途中交代した大谷について、球団広報部は「ウイルス性胃腸炎」と発表した。

 シリーズ勝ち越しを懸けたデーゲーム。出鼻をくじかれた。

 初回、先頭グリーンに初球、151キロ直球を右中間席へ運ばれた。今季3本目となる先頭打者本塁打。初球弾は昨年8月25日のオリオールズ戦以来だ。投げたコースは捕手がミットで示した外角とは逆の内側だった。1死からはストレートの四球。本調子でないことは誰の目から見ても明らかだった。

 二回には先頭をカウント1-2と追い込みながら決め球スプリットを右翼線二塁打。内野安打と四球で2死満塁のピンチを背負うと、1球ごとにうなり声を上げる気迫の投球でゼロに抑える。マウンドを降りながら首をひねった。

 二回を終えて投球数は44。規定投球回をクリアするためには1登板平均5回2/3以上が条件だ。三回は1死から右前打で走者を背負うも後続をピシャリ。14球で3アウトを奪った。

 四回は9球で2アウトを奪い、調子を上げてきたかに見えたが、そこから2者連続四球。2死一、二塁の場面ではレイエスをカウント2-2と追い込んだところまではよかったが、勝負球の内角低めスライダーを右越え三塁打され、2点を追加された。

 五回は1死一、二塁の好機で打席に立つはずだったが、ベンチから出てきたのは代打スズキ。チームは走者をひとつも進めることができず、得点機を逸した。

 大谷は前日の試合で左中間二塁打を含む2安打でシーズン30度のマルチ安打を記録。直近6試合で打率・500(22打数11安打)と絶好調だったが、この日は四球と空振り三振。不完全燃焼のまま、ベンチに下がった。

 大谷交代後のエンゼルス打線は毎回走者を出しながら次の1本が出ない。借金30にあえぐタイガースの継投策の前にスコアボードにゼロを並べ続けた。

 史上初の規定打席&規定投球回のW到達が期待される大谷。打者ではこの日で501打席とし、規定打席まであと2としたが、投球回は121回止まり。残り41試合で41イニング。順調にいけば、残り登板試合は7。この日の不運な早期降板で1登板平均の“ノルマ”は6回となった。二刀流の歴史的快挙に黄信号が点滅し始めた。

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