堅守強打A・ゴンザレス、現役引退表明 昨季は東京五輪のため3年ぶりに“現役復帰”
堅守強打の一塁手として活躍し、メジャー通算317本塁打の記録を持つエイドリアン・ゴンザレス内野手(39)が5日(日本時間6日)、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。
ゴンザレスはカリフォニア州の高校から00年ドラフト全体1位でマーリンズ入団。04年4月にレンジャーズでメジャーデビューを果たした。06年に移籍したパドレスでは攻守でチームをけん引し、08年には36本塁打、119打点を、09年には40本塁打、99打点をマーク。レッドソックス時代の11年にシーズン最多安打を放ち、ドジャース時代の14年には打点王に輝いた。
メジャーでプレーしたのは18年のメッツが最後。15シーズンで5球団を渡り歩き、通算1929試合、打率・287,317本塁打、1202打点。ゴールドグラブ4回、シルバースラッガー2回、球宴5回。
両親はメキシコ人でWBCでは全大会にメキシコ代表で出場。昨季は東京五輪参加を目指して3年ぶりに“現役復帰”し、メキシカンリーグで43試合に出場し、打率・340、6本塁打、41打点をマーク。五輪にも出場し、目標を達成した。