大谷、「2番投手」10度目投打同時出場 最強レ軍から松井秀超え32号&4勝目なるか
「エンゼルス-レッドソックス」(6日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・投手」で出場することが発表された。6登板連続、今季10度目の投打同時出場。投手では自己最多タイの4勝目、打者では松井秀喜(ヤンキース)を超える日本選手1シーズン最多の32号に期待がかかる。
大谷はここまで投手で12試合に先発し、3勝1敗、防御率3・60。60回を投げて83三振を奪っている。前回6月30日のヤンキース戦は「1番・投手」で出場したが、制球が安定せず、今季最短の2/3回、自己ワーストの7失点で降板。悔しいマウンドとなった。
打者では79試合(代打5試合)に出場し、打率・277、メジャートップの31本塁打、ア・リーグ3位の67打点、同5位タイの12盗塁をマークしている。投手でありながら打者2冠を視界にとらえている。
ア・リーグ最高勝率で東地区首位を快走するレッドソックスの先発は右腕のイオバルディ。ここまで17登板、9勝4敗、防御率3・41とエースの働きでチームをけん引している。大谷は5月16日の対戦で二ゴロ、空振り三振、三ゴロ(失策)に抑えられている。▽エンゼルスのラインアップ
1番・二塁 フレッチャー 打率・286、0本塁打、26打点
2番・投手 大谷 打率・277、31本塁打、67打点
3勝1敗、防御率3・60
3番・一塁 ウォルシュ 打率・280、20本塁打、61打点
4番・左翼 ゴセリン 打率・324、3本塁打、17打点
5番・捕手 スタッシ 打率・295、5本塁打、14打点
6番・遊撃 イグレシアス 打率・274、7本塁打、26打点
7番・中堅 ラガレス 打率・222、2本塁打、23打点
8番・右翼 レンヒフォー 打率・164、2本塁打、6打点
9番・三塁 ロハス 打率・213、4本塁打、10打点
▽レッドソックスのラインアップ
1番・中堅 ヘルナンデス 打率・241、10本塁打、28打点
2番・左翼 バーデューゴ 打率・277、9本塁打、33打点
3番・DH マルティネス 打率・299、17本塁打、56打点
4番・遊撃 ボガーツ 打率・321、13本塁打、48打点
5番・三塁 ディバーズ 打率・290、21本塁打、71打点
6番・右翼 レンフロー 打率・263、12本塁打、44打点
7番・二塁 アローヨ 打率・266、5本塁打、20打点
8番・一塁 サンタナ 打率・172、3本塁打、10打点
9番・捕手 ウォン 打率・250、0本塁打、0打点
投手 イオバルディ 9勝4敗、防御率3・41