大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が９日、自身のツイッターを更新。ソフトバンク・吉住晴斗投手が育成選手で再契約を結んだことを喜んだ。

　「朝起きたら吉住選手からＬＩＮＥが来ていて再契約を知りました！この短期間での切り替えや、すぐに前を向けるところにさらにセンスを感じました」。

　吉住は鶴岡東から１８年ドラフト１位で入団した右腕。１５０キロ超の速球を武器に持ち、潜在能力を期待されて獲得されたが、ここまで１軍登板はなかった。

　引退をすることも検討していたとみられるが、現役続行へ翻意させたのがダルビッシュ。自主トレを一緒に行った石川が電話をつなぎ、悩める２０歳を前に向かせた。

　この経緯を報道した記事を添付したうえで、「連絡先聞くのに石川君くんを叩き起こしてしまったのは申し訳なかったです」。

　ダルビッシュはクールに振り返ったが、野球人の先輩としての優しさに、フォロワーから称賛の嵐。「救世主でかっこええ」「ダルさんのおかげ」「ダルビッシュさんの気持ちに涙」などの声が殺到した。