マー君「FA市場の中心になる可能性」今季で7年166億円契約満了 米サイトが特集

 米大リーグ情報サイト「トレード・ルーマーズ」は24日(日本時間25日)、今オフにフリーエジェント(FA)になる先発投手の特集記事を掲載。今季で7年1億5500万ドル(約166億2000万円)の契約が満了するヤンキースの田中将大投手(31)を、上位7人に位置づけた。

 同サイトは、メジャー1年目から6年連続2桁勝利、通算75勝43敗、防御率3・75をマークしている田中について「2019年の空振り率は10・7%で、その前の2年(17年15・1%、18年14・1%)に比べて数字を落とした。しかし、これまで高いレベルで成功を収め、与四球が少なく、ゴロ打球率の高い投球を継続している」と評価。「ヤンキース入団当初に見せた輝かしい数字を再び残すことは想像しがたい」と厳しい見方を示しながら「しかし、先発投手市場の中心になるかもしれない」とした。

 トップ7人には田中のほか、5年連続2桁勝利のバウアー(レッズ)や昨季14勝のマイナー(レンジャーズ)、同15勝のオドリッジ(ツインズ)らが名を連ねた。

 また、同サイトは今オフにクオリファイング・オファー(QO=FA選手が他球団へ移籍した場合の補償制度で、元所属球団が移籍先のドラフト上位指名権を得る)が提示される「有力候補」にも田中を挙げた。QOは年俸上位125人の平均額の1年契約で、昨季は1780万ドル(約19億1000万円)だった。

 大リーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕の見通しがたっていないが、シーズンが中止になったとしても選手は前年と同じ登録日数を得ることができ、田中は予定どおり、FAとなる。一部の地元紙は、田中がヤンキースと3年3700万ドル(約40億円)で契約を延長すると予想している。

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