現役大リーガー、白血病を公表 17年最多勝インディアンス・カラスコ「乗り越えていく」

 17年最多勝投手でメジャー通算83勝のインディアンス、カルロス・カラスコ投手(32)が6日(日本時間7日)、白血病を発症したことを公表した。メジャー10年目のベテラン右腕は今季12試合に先発し、4勝6敗、防御率4・98。5月30日のホワイトソックス戦を最後にマウンドから遠ざかっていた。

 カラスコはこの日公表した1分34秒の動画で、シーズン中に受けた血液検査で白血病であることが判明したことを告白。時折、言葉に詰まりながら「きわめて健康な状態で野球をしていたのでこのようなことになるなんて考えもしなかった。体内で何が起こっているかなんて知るよしもなかった。ただ、病が判明した時はより強い自分がいました。乗り越えていこうと自らを奮い立たせました」と当時の心境を吐露。「チームメートや家族、僕の周りには僕を支えてくれるたくさんの人がいる。強い気持ちで毎日を過ごしています」と周囲のサポートに感謝した。

 ベネズエラ出身の右腕は03年11月に16歳でフィリーズと契約。09年7月にインディアンスへトレードされ、同年9月にメジャーデビューした。14年以降、メジャーに定着し、15年から昨季まで4年連続2桁勝利をマーク。17年はリーグ最多の18勝を挙げた。通算成績は219試合、83勝68敗、防御率3・78。

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