大谷「内容はよかった」失策誘う強烈打球 球団史上初の1試合3失策出塁

 「マリナーズ3-13エンゼルス」(2日、シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、5打数無安打1打点。10点リードの九回は捕手マーフィーに三ゴロ(結果は三失)を喫するなど、2試合連続ノーヒットで打率は・225。この日は五、七、九回の打席でエラーがつき、球団史上初めて1試合3失策で出塁した選手となった。チームは大勝し、借金返済まで1とした。

 痛烈な当たりは五回の打席だ。2死一、二塁の好機。2番手右腕サドゼックがフルカウントから投じた6球目、やや外寄り154キロ直球を叩いた。初速171キロの強いライナーが三塁手を襲う。打球がグラブを弾いて落ちる間に大谷は一塁を駆け抜けたが、記録は失策。「結果、エラーでしたけど、そこは関係なく、内容はよかったかなと思います」と満足感をのぞかせた。

 二回1死満塁の絶好機は先発左腕ゴンザレスにカウント0-2とされながら4球目、チェンジアップにバットの芯を外されたが、右翼への犠牲フライで1打点。「追い込まれてた割には、最低限の仕事ができたんじゃないかなと思います」と振り返った。

 この日は球団史上初となる珍しい記録も樹立した。五回の三直に続き、七回の二ゴロ、捕手と対戦した九回の三ゴロが、いずれも失策で出塁した。3打席連続の失策出塁。「結果、出れてよかったかなと思います」と話した。

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