マイナー生活12年の苦労人、メジャー史上初の偉業 デビュー2試合で計10打点
「エンゼルスーマリナーズ」(28日、アナハイム)
エンゼルスのフランシスコ・アルシア捕手(28)がデビュー2試合で計10打点をマーク。54年のジョー・カニングハム(カージナルス)の2戦9打点を抜いてメジャー新記録を打ち立てた。
ベネズエラ出身のアルシアは12年のマイナー生活をへて26日のホワイトソックス戦でメジャー初昇格。七回に3ラン本塁打でメジャー初安打を記録するなど、球団史上初のデビュー4打点をマークしていた。
デビュー2戦目となったこの日は「8番・捕手」で出場。二回の第1打席で適時二塁打を放つと、三回2死一、二塁の好機には2号3ラン、さらに五回には2点適時二塁打を加えて6打点。デビュー戦の4打点と合わせて10打点とし、メジャー史上初の偉業を成し遂げた。