1球も投げずに敬遠四球 MLBと選手会が変更発表

 【ニューヨーク共同】米大リーグ機構(MLB)と大リーグ選手会は2日、ルール変更を発表し、敬遠四球は守備側の監督が球審に意思表示するだけで、ボール球を1球も投げずに打者が一塁へ歩くことになった。今季のレギュラーシーズンから実施する。

 このほか、監督がビデオ判定を要求するかを判断する時間を30秒以内とすることや、一、三塁のベースコーチは投球されるまでそれぞれのコーチボックスの前に出ないことなどがルールとなった。

 ストライクゾーンを膝頭の下部から上部に引き上げるルール変更も話し合われたが、合意に至らなかった。

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