10年ぶり…「ルーシー・リー展」が大阪で開催、「美しい」とファン絶賛!限定グッズ付きチケットも販売中
20世紀を代表する陶芸家ルーシー・リーの国内で約10年ぶりとなる回顧展『ルーシー・リー展- 東西をつなぐ優美のうつわ-』が、12月26日より「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)で開催。10月3日からは、大阪会場限定グッズのセット券など、各種前売り券が販売されている。
ライフスタイル・ファッション誌で特集が組まれるなど、女性人気が高く、優美なフォルムと鮮やかな色合いの作品を生み出してきたオーストリア生まれのルーシー・リー(1902-1995)。「ウィーン工芸美術学校」で轆轤(ろくろ)のおもしろさに魅了されて陶芸家の道へ進み、1938年に戦争の影響で亡命した後は、ロンドンで制作を続けた。
日本では1989年に東京「草月会館」にて、ファッションデザイナー・三宅一生が企画構成、建築家・安藤忠雄が会場設計を担当した展覧会で紹介され、大きな話題に。今回は2025年秋から4都市を巡回し、SNSには「実物を見て一番驚いたのは器の薄さ。繊細なのに凜とした緊張感がある」「一つひとつ異なる釉薬(ゆうやく)や技法か ら生まれる表情の違いが美しい」と魅了された来場者の声が上がっている。
同展では、花器や鉢など、活動初期からロンドンでの円熟期までの作品が集結。釉薬(表面のガラス層)の効果を追求した彼女らしく、ピンクやブルーの色使いが美しい鉢をはじめ、戦時中、生活のために作っていたという陶製のカラフルな服飾ボタンにも注目したい。
当時のイギリスで東洋陶磁が広まっていた背景から、「東洋との出会い」という視点でも作品を紐解き、代表作にもその影響が見られるとか。器表面をヘラやカンナなどで削り、縦模様や凹凸をつける伝統的技法を、首の長いフォルムに合わせた「白釉鎬文(はくゆうしのぎもん)花瓶」など、幅広い表現が魅力だ。さらに、親交のあった作家らの作品も展示し、当時の思潮と彼女が確立した作風に迫る。
前売券は10月3日~12月25日にプレイガイドなどで販売。大阪限定カラーのトートバッグと一般鑑賞券のセット(2800円・限定500セット)、1人で2回利用も可能な一般鑑賞券2枚のペア券(3000円)など、ほか詳細は公式サイトで確認を。
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『ルーシー・リー展- 東西をつなぐ優美のうつわ-』
【期間】2026年12月26日(土)~2027年3月7日(日)
※休館日・2026年12月31日(木)、2027年1月1日(金・祝)
【時間】10:00~20:00(月・土・日・祝日10:00~18:00※入館は閉館30分前まで)
会場:あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F)
料金:(当日)一般1800円、大高生1400円、中小生500円
文/塩屋薫
(Lmaga.jp)
